紅葉1
紅葉2
紅葉3
紅葉4
紅葉5
茸
この時期、寸暇を縫って赤城の森にいる。 理由は、いま一番この森が美しいからだ。庭中のカエデとドウダンが真っ赤になる。まるで、京都にいるみたいだ。赤城の山頂は、半月前にきれいだったろう。ここ標高500米の我が美術館は、11月中旬が美しい。 23年前、私がこの土地(8250平方米)を買った時、カエデの大木は少なかった。先代の土地の所有者はむしろ、松が好きだったみたいだ。でも、何本かのカエデの大木があり、その子どもたちが1〜2米に育っていた。前の持ち主が亡くなられて、すでに6年たっていた。 私はできる限り、カエデの子どもを切らないようにした。しかし、松の方は、できる限り切らせていただいた。 23年たった今、どんな森になったか。ご想像いただきたい。針葉樹の森は、すっかり広葉樹の森に姿を変えた。春の芽ぶきが美しい。毎日違うパステル画を見ているみたいだ。 夏の木陰を、ホタルが縫って飛ぶ。そして、秋。 11月中旬。私はその日を、 息を詰める思いで待ちわびる。100本を超すカエデが、それぞれの色を競う。 黄色のカエデは、毎年黄色。赤のカエデは、毎年赤にしかならないのが面白い。 ―こんなぜいたくは、東京ではできない。 群馬には群馬の良さがある。山には山の良さがある。そして、ちょうどこのころから、赤城の道の夜景が美しくなる。昼間は山並みが美しくなる。時には、夜景を見るためだけに、車を走らせることがある。 ―こんなぜいたくは、東京にはない。
このコーナーでご紹介させていただく、
皆様の花にまつわる話、画像を募集します
。
投稿ご紹介ページへ